町を見下ろす高台にて。こんなに完璧な虹を見たのは初めて
 
言 葉/スペイン語、英語はあまり通じない
通 貨/ペソ(Peso)。100Peso=約19円
   (アルゼンチンもペソだが単位がかなり違う)
物 価/ハンバーガーが800Pesoくらい。日本よりは若干安い。
日本との時差/-12時間


やけに細長い国である。地図を見るとその長さにびっくりする。北は砂漠にサボテン。南は氷河。海を越えて南大平洋のイースター島もチリである。つい10年前まで軍事国歌だった国でいまでもその名残りが感じとれる。街を歩けば軍服みたいなのを着た人がいて、ピリッとした空気が流れている。(絶対写真撮っちゃいけない。もし撮ったらフィルム抜かれるらしい。現地の人に厳重注意された)そんなチリだからアルゼンチンから来た私はその雰囲気の違いにまず驚いた。アルゼンチン同様経済状況があまり良くないみたいで失業者がたくさんいるそうだ。食は豊かで日本人のように海産物をよく食べる。ウニなんかもかなり巨大なやつがかなり手ごろな値段で食べられる。(私はあんまり好きじゃないのでよくは知らないが、1,000円も払えばお腹いっぱい食べれるんじゃないかな〜。ちょこっと食べたんだけど日本のよりあっさりしてておいしかった)それに有名なチリワイン。アンデスのふもとには良いワイナリーがいっぱいあって、ブドウとおいしいワインを作ってる。あと、驚いたことに温泉まである。スパなんだけどアンデスを見ながらの温泉なんてなかなかオツじゃないの〜。てな感じでチリは全体的に厳しさと素朴さが同居した、なんとなく日本にも似た国でした。
 









海峡の激しさが消えて
水面はうそのように静かになった

フィヨルド通過
南米下部左側の海沿いに島みたいなのがいっぱいあって、その間を船で通ることができます。(それをフィヨルドというらしい)それまでのドレーゴ海峡の荒れはうそのように止み、おだやかなゆったりした水面の上をゆっくりゆっくり進みます。島といっても大きなものから小さなものまで様々、その間には氷河があったり海峡があったり、難破船があったりと、船旅ならではの醍醐味を楽しむことができます。
静かな水面はずーっと見ていても飽きることがない程美しい。
地球の裏側でもおんなじ“しろつめくさ”が咲きまくってててちょっと感動した(P.N)
これが謎の生物、ミロドンだ!(その昔パタゴニアに生息していたらしい)(P.N)
オイルスタンドのオブジェ。欲しい!(P.N)
鳥もいっしょに連なってた(P.N)
これでもゴミ箱である(P.N)
ミロドンの洞くつの看板(P.N)
なんともおしゃれなゴミ箱(P.A)
だんだん坂にネコはつきもの(P.A)
かわいい家が並んでる(P.A)
坂の向こうには海が見える(P.A)
マーガレットと塀と美人ネコ(P.A)
育園の子供達。私を見て困った顔してた(P.A)
ほとんど波がないから山影もくっきり映っている
船だけが水面を揺らす(F)
大きく旋回する船に合わせて風景もくるくる回る(F)
雲ひとつない空に沈む夕日(F)
美しい夕焼けはみんな大好き(F)
奥に見えるのが“チリ富士”(F)
操縦室はおおわらわ。真剣な面持ちである(F)
目の前には島がいっぱい。その隙間をぬうように進む。ここでも大きな空が広がっている(F)