9月30日(火)
鹿島市
佐賀にタワーレコードがあって、ちょっとショック…。(富山には当分できそうにない…)

SAGAだ はなわだ 吉野屋発見!

佐賀に入って、その素朴さを噛みしめてると、ラジオから“はわなインストアライブ”のお知らせ。(アルバム前日だった) こりゃ行かななりません。なんと佐賀にはタワーレコードがある!(ジャスコに入ってるっていうのが微妙だが…) タワーか、いいな〜。店員さんもなんかそれっぽくて、ああ佐賀にもこんな人がいるんだと思ってしまう…。(佐賀のみなさまごめんなさい) 私が到着するとすでにライブは始まってて、すごい盛り上がり。佐賀でこんなに人がいっぱいなの始めて見たよ。はなわはちょっとお疲れの様子。芸能人は大変だね。

福岡県●大牟田市/小浜公園●大和町
佐賀県●佐賀市/北島丸芳露
 
9月29日(月)
大牟田市
中はコンクリートの熊本城。博物館になってます。

風ふき キンモクセイ香る 熊本城

今日いきなりキンモクセイが香りだした。毎年思うんだけど、キンモクセイって秋だったのね…。熊本城にいてもどこからか香ってきて、なんだかいい感じ。熊本城の中では佐々成政に出会ってびっくり。富山の城主だって思ってたら、富山の後は熊本にきて、切腹させられてたそうだ。歴史勉強したはずなんだけど、知らない事、忘れてることがいっぱいだなあ…。

熊本県●熊本市/極楽湯・熊本城・唐木商店・味千本店・立田自然公園(細川ガラシャ夫人の墓) ●雲巌禅寺(うんがんぜんじ/宮本武蔵が五輪書を書いた場所)
9月28日()
熊本市
八代在住のりさちゃんに連れてってもらった穴場

見晴らし爽快 天草ばっちり 八代(やつしろ)龍峰山

さすが地元民。おべんとう買って山の上にあがってみると、天草がめちゃめちゃきれいに見える。天気もいいし、のんびりするにはぴったりの場所。本当は天草にも行きたかったんだけど、今回は時間がないので行けないので、ここで眺めてがまん…。久しぶりに知ってる人に会ってうれしかったな。

熊本県●水俣市●八代市/龍峰山・一休だんご●不知火町●熊本市
9月27日(土)
阿久根市
ちいさいカップを持って試飲しまくりです。

こんどは焼酎飲みまくり かつお香る 枕崎

まだ鹿児島です、長いな〜。鹿児島といえばやっぱ焼酎でしょ。ってことで今度は焼酎蔵に行ってきました。ここは“白波”や“神の河”などで有名な薩摩酒造が明治時代の製法で手作りで作ってる蔵。一通り見学した後は焼酎、試飲し放題。いもの種類だけを変えて作った芋焼酎が並べてあり、芋が違えばかなり味が違う。一般的に売られてるのは“こがね千貫”とういう芋で辛口・男の人向き、紅い芋なんかだとあっさりして女の人向きかな。原酒も置いてあって、こちらは37度くらい。(普通のは25度くらいに薄めてある) やっぱ原酒うまい。鼻にいい匂いがツーンと抜けていく。これに“さつまあげ”なんかが合うんだろうな。

鹿児島県●枕崎市/薩摩酒造文化資料館 明治蔵・かつお粋活館・枕崎おさかなセンター●加世田市●金峰町●串木野町●阿久根市
9月26日(金)
枕崎市
砂に埋もれる私。砂かけおにいさんに写真撮ってもらったんだけど、これじゃ撮りようないよね。

砂の重さに身動きとれず 空いく鳥をながめる 指宿(いぶすき)砂むし温泉

受け付けで900円を払い浴衣を受け取る。脱衣所で浴衣に着替え、海岸の砂場へ移動。砂に埋もれる人を見ながら順番待ち。砂かけにいさんに呼ばれて砂の上に移動。「ハイそこに横になって〜、もう少し上ね」とお兄さんは慣れた手付きで、スコップで私に砂をかけていく。けっこう熱い。そして砂って思ったより重い。すっぽり埋められてしまうと、重さと熱さで心臓どっくんどっくんいってる。(このまま埋められてたら怖いよなーなんて考えてしまった) 待つこと15分間。外の世界に出てみると「すずしー」&浴衣ぐっしょり。まさにこれぞ天然サウナ。なんでも江戸時代からやってたんだって。砂蒸しの後は、館内の温泉で砂を汗を流してスッキリです。

鹿児島県●喜入町●指宿市/砂蒸し会館「砂楽」●開聞町●枕崎市
 
9月25日(木)
喜入町
西郷さんの愛犬は“ツン”という名前だったみたい。そして西郷さんは 血液型B型。(ちなみに大久保利道はO型)

西郷と大久保 もし意見が違ってなかったら 日本はどう変わっていたんだろう

鹿児島ってなんだかすごい。西郷さんの出身地だってことぐらいは知ってたけど、今の近代日本は鹿児島出身の人で作られてるってくらいに、初期官僚に鹿児島出身者が多い。(日本史勉強したはずなんだけど、すっかり忘れてる) その中でも有名なのが西郷さんと大久保利道。2人は鍛冶屋町というところで育った幼馴染み。もちろん仲も良かったんだけど、朝鮮に対する考え方が違って仲たがい、その後に西南戦争まで引きずってしまう(西郷さんが政府側に旗揚げをする)。どちらもお互いを知ってて、どちらも薩摩の実力者。もし、お互いに力を合わせてられたら、当時の近代国家形勢の仕方ってもっと違ってたんじゃないかな。西郷さんってかなり人情に厚かったみたいだし。そんな日本も見てみたかったような気がする。(それを言うなら坂本竜馬が生きてたらっていうのもある)

鹿児島県●維新ふるさと館・豚トロ・天文館むじゃき
 
9月24日(水)
鹿児島市
道はご覧のありさま。“ヤクザル”はニホンザルよりも小さくってかわいい。

鹿に猿、カニに鳥 自然度かなり高し 屋久島ロード

動物遭遇度、北海道以上!一番すごかったのは“ヤクサル”。その数、2日間で2,,300匹は見たんじゃないかな〜。絶対島民よりもたくさん出会ってる。彼ら団体でいるもんだから、一度に20匹くらい出会うんだよね。しかも車が来ても全然逃げない。その度胸、あっぱれとでも言いたいくらい。クラクション鳴らしても、ちょっと横によけるだけ。どれぐらい移動すればひかれないか分かってて、私達は猿のギリギリを通過しなきゃいけない。(見えないのでかなり怖い) あと“ヤクシカ”これもピョンピョン飛び出してくる。海の方にいけば、ちっちゃいカニが道を横断しててて、鳥は車の進行方向に逃げる。私達が彼等の社会に入ってるって実感させられます。

鹿児島県●屋久島/大川の滝・屋久島灯台・吉田(まんてんのロケ地)・志戸子ガジュマル園・白谷雲水峡・上屋久町歴史民族資料館●鹿児島市/平田屋
9月23日(日)
屋久島
森の木に触ってみると、なんだか森の一部になれたような気がして気持ちいい。

訪れる人がいっぱい どう思っているのかな 屋久島の森

鹿児島からフェリーに乗る事4時間、屋久島です。鹿児島出た時は天気良かったのに、屋久島着くと空はどんより、道は雨水でどんぶり。レンタカーのにいちゃんいわく“今日は一日雨ですね〜”天気良かったからなんにも雨具持ってきてないのに…、さすが屋久島、雨の日が多いー。Aコープでカッパを買い込み、いざ“ヤクスギランド”へ。(なんかシゲチャンランドみたい…) いろいろコースが設定されてて、私は1時間コースを歩きました。屋久の森はまさに写真で見るあんな感じ。うっそうとした緑の世界。雨がまた雰囲気を盛り上げてる。1800年だ、3800年だっていう古い木に出会える。森に入ってみて思ったのは人間の手によって倒れてる木がすごい多いって事。江戸時代から屋久杉の加工が始まり、森を荒らしてきた。(それ以前は神木としてあがめてたので切ってなかった) 最近になると今度は“世界遺産”だとかいって人がわっさわっさやってくる。ずーっと静かに時を過ごした森にとっては大迷惑だろうな。と、いっても私も森におじゃました一人なんだけどね。

鹿児島県●屋久島/宮ノ浦・安房・屋久杉ランド・紀元杉・千尋(せんぴろ)の滝・尾の間温泉
9月22日(月)
鹿児島市
今日はのんびり調べものデーだ。

日がな1日 温泉汲みにくる人観察 市比野温泉

道の駅で屋久島と沖縄の事調べてたら、いつの間にか夕方になってた。ここの道の駅、ただで温泉が汲めるようになってて、この温泉求めて人がすっごいいっぱいやってくる。しかもみんなポリやペットボトルいっぱい持ってくるもんだから、温泉の蛇口のまわりはいつも人でいっぱい。そんなに体にいいのかな〜。一口飲んでみたけど、くせのない比較的の見やすい温泉。私はといえば、道の駅のおじちゃんにお菓子もらって食べたり、地元のおじちゃんにホッケー話聞かせてもらったりしてました。(フィールドホッケー発祥の地でけっこう強いらしい)

鹿児島県●樋脇町/樋脇遊湯館●鹿児島市/隆華園
 
9月21日()
樋脇町
山の途中で昼ごはん。今日のメニューはカルボナーラ。(もちろんインスタント)

柿をむき みかんを食べる 熊本山奥一本道

県道を通ろうかなって思って走った“県道445号”(国道じゃないと思う…) これがすごかった!ずーーーーっと車1台通れるくらいの1本道。すれ違いは超ぎりぎりか、曲線バック。何キロかな〜30km?50km?疲れた〜。日曜ってこともあってか、こんな道なのにけっこう通行量が多い。九州ってちょっと街からはずれるとこんな道に出会ったりする。夜お風呂入って、背中と右足がバリバリでびっくり、ジャグジーがこんなに気持ちいいものだったとは…。

熊本県●矢部町/通潤橋●五木村●上村/西峯ラーメン
鹿児島県●樋脇町/グリーンランド市比野「ふれあい館」
 
9月20日(土)
矢部町
御手洗の前の神社?ありがたく汲ませていただきました。

弊立神宮 御手洗の重さにありがたみも増す 300m?の石段&ブロック坂

また阿蘇にやってきてしまった。知人に教えてもらった弊立神宮。なるほどなかなか神秘的な雰囲気。なんでも九州のへそ(真ん中)にあって、ここに降る雨は本宮の屋根の前後(左右?)で、宮崎側と熊本側に別れて流れるらしい。(これで合ってるかなあ??) 水が汲めるというのでポリ持って行ったら、これが遠い遠い。神社の裏の山道に置いてあるブロックを降りる事200m,やっと御手洗に出会えました。夕方行ったからもう辺りは薄暗くなってきて、まわりには誰もいなくて一人っきり。自分を励まし励ましなんとか駐車場到着。あ〜水が汲めて良かった〜。(旅人には水はまさに命の水) それにしても最近、暗くなるのが本当に早いなあ。

福島県●久留米市/水天宮(全国水天宮の総本宮)・梅林寺
9月15日(月)
博多市
ここはまだ静かだった霧島神宮の入口

団体さん いったい何時にごはん食べてるの? 霧島神宮、朝8時

静かな朝を求めて早めに霧島神宮に行ったら、もう団体バスがやってきてる。朝の8時だよ。何時に起きて、何時にご飯食べてるの????ちょっぴり涼しくなってきたこの頃 (日中は30度を超えるが) 団体さんがイッキに増えてきた。目下、私のライバルは団体さんである。写真を撮ろうとしてもガーっときてガーっと去っていき、トイレは超混み。なるべくなら近付きたくない。そんな団体さんもお土産屋さんにいる時だけは別。普段なら気兼ねをしてしまうお菓子の試食も、団体さんと一緒なら気が楽。おばちゃんとだったら店員さんの目もこわくない。ってことで毎日いろいろ食べてます。

鹿児島県●霧島町/霧島神宮
 
9月14日()
霧島町
本物の零戦の部品を使って復元した機体。当時、零戦に乗っていて、多くの仲間を失った78才の人が熱く解説してくれた。

遺書の重みを感じる 829人分 鹿屋(かのや)航空基地

鹿屋市っていうところに、特攻隊の資料館があるというので行ってきました。ここ、かなり衝撃的。まずは三戸黄門さまで有名な西村晃さんの遺書に始まり(戦争に行く前に死ぬのを覚悟で書いて行った)、神風特攻隊として零戦に乗り込んだ人達の写真と、家族にあてた遺書がずらっと並んでる。どれもこれも自分の死を前に、残された人達に“悲しまないように”と思いやりの言葉が書いてある。(読んでるとかなり切なくなる) 当時零戦に乗ってた人が「特攻隊だったのは19、20才の若者ばかり。彼等は本当は死にたくなかった」と目に涙をためて熱く語ってくれた。戦争は間違ってると思う、けど、その時に死んでいった人達は、残された人達、未来の私達のために自ら死を選んでる。今はもう戦争があった事も風化しつつあるけど、その事は事実であり、そんな人達がいて今の日本があるってことを忘れちゃいけないと思う。

鹿児島県●内之浦町/鹿児島宇宙空間観測所●鹿屋市/鹿屋航空基地資料館・特攻慰霊塔●桜島町/黒神埋没鳥居●隼人町/熊襲(くまそ)の穴●霧島町/さくらさくら温泉
 
9月13日(土)
大崎町
朝の宮崎市内の風景。通りはけっこう大きく、銀座を南国っぽくした感じ。

ここはまさに日本の南国 ハイビスカスが咲く 宮崎“日南海岸”

九州を南下して宮崎市までくるとかなり風景が違ってきた。椰子の木にでっかいアロエ、ソテツにハイビスカス。道を歩いてる人達の顔が、なんかちっちゃくって濃い(人がいる、みんなではない)。肌の色もものすごい焼けてて、いかにも南国な感じがする。かわいい宮崎弁もいいし、宮崎ってば天然リゾート。美味しい食べ物もたくさんあるし…、が、宮崎発祥らしい“チキン南蛮”食べれなかったのが悔やまれる…。

宮崎県●高岡町/ビタミン高岡●宮崎市/お菓子の日高・青島●日南市/鵜戸神宮・戸井岬
9月12日(金)
高岡町
高千穂峡は、阿蘇山の溶岩石が五ヶ瀬川に侵食されてできた深い渓谷です。

優美という 言葉がぴったり 雨にぬれる高千穂峡

台風の嵐の合間をぬって“高千穂峡”見てきました。増水してるせいで川はかなりの迫力。ゴーゴーいって渦巻いてる。
が、やっぱり美しい。すきまから差し込む木漏れ陽と、流れ落ちる細い滝がなんとも言えない魅力をかもしだしてる。夏の間はここをボートに乗るのが一番の観光。下から見るとまた違った美しさがあるんだろうな。

宮崎県●高千穂町/高千穂峡・天岩戸神社●延岡市●日向市●宮崎市/シーガイア
9月11日(木)
高千穂町
台風です。時々ものすごい雨に降られます。この時も突然“どしゃー”っときました。

超デカイ カルデラの中に住む人達 阿蘇山“大観望”より望む

阿蘇山の大観望に行ってびっくりした。めちゃめちゃでっかいカルデラの中に町がある。田んぼもたくさんあって、そこだけ見たら全然カルデラって感じはしない。台風のせいでガスってて阿蘇の山頂は見えなかったけど、噴煙も上がってるらしい。すっごいところに住んでるもんだね。ちなみにどでかいカルデラの周りは、これまたどでかい草原が広がってて、牛がいて草を食んでたりします。それにしても人間の開拓力ってすごいね。こんなところまで田んぼにしちゃうんだもんね…。
阿蘇山DATA:周囲12Okm、東西16km、南北24kmにわたる世界最大級のカルデラ。中岳(噴煙をあげている)・根子岳・高岳・烏帽子岳・杵島岳を総称して阿蘇山と呼ぶ。

熊本県●小国町/黒川温泉●阿蘇町/ミルクロ−ド菊池阿蘇ライン・大観望●久木野村/体験道場おふくろ館
宮崎県●高千穂町
 
9月10日(水)
湯布院町
別府に忘れ物してきて、2度この風景を見た。が、1回目は曇ってたのでこんなにきれいじゃなかった。自然は生き物だね。

「すっごいきれー」 ただひとこと くじゅうの山

別府から湯布院に向かう途中、すっごいきれいな山が目に飛び込んできました。これが九重か〜。緑の山肌に茶色い石がごろごろしてて、青空との色合いがサイコーにきれい。これから更に山奥に行くから、期待はつのるばかり。でも台風が来てるらしいんだよな…。湯布院の町もとってもいい。リゾートなんだけど、軽井沢とか那須とも違って、落ち着きのある感じ。一軒、一軒が個性的な感じで、全体的に“温泉&アート”って感じ。でも食事のお店は高いです…。

大分県●別府市●湯布院町/空想の森アートビレッジ・ギャラリーBLUE BALLEN・画廊ドルドーニュ・乙丸温泉館
 
9月9日(火)
日出市
私が一番好きな“海地獄”。お湯の色がコバルトブルーで本当にきれい。湯気が上がってなければお湯だって分かんないだろうな。嘘か本当か深さは200mもあるんだって。

まるで温泉ワンダーランド 湯けむりあがる 別府地獄めぐり

別府といえばはずせないのが“地獄めぐり”。共通券2,000円にビビリながらも8地獄巡ってきました。これがなかなかに面白い。もちろん湯気噴きあがり、色とりどりな温泉達も面白いけど、各地獄ごとにワニ・熱帯魚・動物・バナナの木といろいろおまけが付いてて、これがしょぼくて面白い。いかにもって感じのお土産屋も併設されてて、日本の観光地ムードたっぷり。思ったより別府の街ってデカくて、熱海や草津の比じゃありない。これぞ日本ナンバーワン温泉地。

大分県●宇佐市/宇佐神宮●豊後高田市/富貴寺●山香町/清水寺●別府市/地獄めぐり(地の池地獄、龍巻地獄、金龍地獄、白池地獄、鬼山地獄、かまど地獄、山地獄、海地獄、鬼坊主地獄) ・浜田温泉
 
9月8日(月)
中津市
やたら怖いイメージの壇の浦だが、上には関門海峡を結ぶ、きれいな橋がかかってる。壇の浦なイメージはぜんぜんない。

壇ノ浦 打ちつける波間をぼーっと見ていたら 平家の姿思い浮かぶ 

下関です。うまいものいっぱいです。ふぐに鯨にウニ。なんか高そうなものばっかりだけど、私はB級で満足満足。と、壇の浦って下関にあったのね。赤間神宮ってところに行ったんだけど、ここはあの海に沈んだ幼帝“安徳天皇”を祭ってあって、裏には“平家一門の墓”なんてものまである。これがかなりな雰囲気をかもし出してる、夜は絶対行きたくない。その横には“芳一堂”なるものまであって、いやがうえにも“平家物語”を口ずさんでしまう。道を挟んで向こうには壇の浦の海岸。すごいところです。

山口県●秋芳町/秋吉台●下関市/唐戸市場・カモンワーフ・旧下関英国領事館・下関南部郵便局・赤間神宮
 
9月7日()
美東町
昔のお城は今は“夏みかん畑”

石垣から 夏みかんが顔を出す 南国の城下町“萩”

“萩”は今でも生きてる城下町って感じ。あちこちに石塀や細い路地が残ってて、その中ではちゃんと人が生活してて、のんびりした中にも士族の名残りの“ピリッ”とした雰囲気が漂ってる。ここで日本を変えた人達が育ったんだな〜、としみじみ思ってしまった。ちょうど中学校?の運動会やってて、“亡き藩士の仇を討つべく〜”なんて応援が流れてきてちょっとびっくり。そういう発想がすごいよね。

山口県●萩市/春日神社・旧児玉家長家門・旧明倫館跡・鍵曲・口羽家住宅・萩夏みかん工房・高杉晋作旧家・菊屋横町・伊勢屋横町・江戸家横町・木戸孝允旧家・円政寺・●長門市/金子みすづ記念館・長門温泉湯元●秋芳町/秋吉台エコミュージアム・カルストロード
 
9月6日(土)
萩市
松下村塾はもともと8畳のみの建物で勉強してたのを、狭いから吉田松陰や高杉晋作やら伊藤博文やらで、手作りで10畳の部屋を増築したんだって。

おどろいた 松下村塾って こんなに小さかったのね

山口に入ったとたん、なんか風景が変わった。すすきやコスモスが咲いてて、赤とんぼが飛び、稲穂もやけに黄色い。家の造りもぐっと南国風になってきて、明らかに島根までとは文化が違う感じがする。そして、吉田松陰。神社にまでなってるんだよ。びっくり。29才で死んでるんだって。資料集とかで見た肖像画はどう見てもおじさんだよ。それにしても、その若さで日本を変えるような人達を教育したんだからスゴイ!なんでも教壇デビューは10才だとか。超秀才だね。吉田松陰っていろいろ旅もしてて、いろんな人に会ってるそうだ、私と同じところ行ってたりしてちょっと嬉しい。

島根県●津和野町/殿町通り・養老館(森鴎外の母校)・津和野カトリック教会・本町通り・葛飾北斎美術館・三松堂菓子庵・太鼓谷稲荷神社
山口県●萩市/松陰神社・松下村塾・松陰遺墨展示館・伊藤博文旧宅
9月5日(金)
津和野町
日本一周してる人達にたくさん会いました(4人)。自転車に乗ってる人、歩いてる人、旅のスタイルはいろいろ。ま〜私には車が一番合ってるな。みんな頑張れ!

白バイが ツーリングしてる 山陰9号

しばらく出雲でのんびりしてしまったので、いっきに津和野に移動です。9号ってなんだか知らないけど、パトカーと白バイが多い。30分の間に白バイ30台くらい、パトカー6、7台とすれ違った。(最高時)なんかあったの?いつもこうなの?大会でもあるの?山口が近いから????? 白バイのおじさん達が道の駅で休憩してたりなんかして、ちょっと微笑ましかったりもする。もし毎日あんなに走ってるんだったら、ガソリン台もばかになんないだろうな。

島根県●浜田町●日原町●津和野町
9月4日(木)
多伎町
日本一の大鳥居!

出雲大社 人と人との縁結び よろしくね

出雲大社の祭神って大国主命なんだけど、この人(神)大黒様なんだって。なんかイメージ違う…。で、出雲大社って“縁結び”で有名なんだけど、縁って男女の縁だけじゃなく、家族の縁、友人の縁、いろんな縁を結んで下さるそうだ。なんか素敵なので“縁結びの糸”を買ってしまった。これで何か縫ったりすればいいらしいんだけど、私はキーホルダーでも作ります。欲しい人は言ってね。

島根県●大社町/出雲大社・出雲そば八雲・稲佐浜・島根ワイン●多伎町/いちじく温泉
 
9月3日(水)
大社町
出雲大社のもうちょっと先にある“日御崎神社”境内は近所の子供達の遊び場。祭神は大国主命だそうだ。

子供達が やたら元気 ここは島根“日御崎神社”

島根の子供達は元気だ。よく外を走りまわってる姿を見かける。小さい子からちょっと大きい子、男の子も女の子もいっしょになって遊んでる。私達が昔やったみたいな、鬼ごっこみたいなことをやって“きゃーきゃー”走り回ってたり、鳥居の下で虫を捕まえて遊んだり、そういう風景って久しぶりに見たような気がする。子供は元気が一番!

島根県●松江市/宍道湖・月照寺・小泉八雲記念館・塩見縄手・松江城・松江郷土館●玉湯町/出雲玉作資料館・玉作湯神社・玉造温泉・いずもめのう細工伝承館●加茂町●出雲市●大社町/日御崎神社・日御崎灯台
 
9月2日(火)
松江市
安来節のあのあの踊りは、安来町の根兵衛さんが役人に鼻を切られて、はずかしくてお金で鼻を隠し、朝早く起きてどじょうを採ってたところからきたらしい。安来町はどじょうの産地だそうだ。

さすが出雲 あっちこっちに メジャーな神様ずらり

暑い、暑い、暑い〜。車の中の気温はうそだかなんだか分かんないけど摂氏45度(冷房してない時)。あまりの暑さに、この旅始めてのマックに逃げ込んで涼む。それにしても出雲の神社はすごい。祭神がさりげなく、イザナミノミコトだ、スサナオノミコトだ、なんとか姫だと、神話に出てくる神様の名前がいっぱい。かなり古い神社も多くて、あの有名な出雲大社よりも400年も古いってのがウリだったり、すごいの一言です。どこ行っても、ちょっとさびれてる感じがたまりません。

島根県●松江市/八雲立つ風土記の丘・八雲かんべの里・神魂(かもす)神社・八重垣神社
 
9月1日(月)
広瀬町
本物のねずみ男です。(人間が入ってる)休憩時間か知らないけど、街のベンチで寝てた。でも演技かも…。

ねずみ男も 暑くてぐったり 境港“水木しげるロード”

知ってる?“水木しげるロード”けっこう面白いぞ。ガイドブック見てから気にはなってたんだけど、期待通り良かったです。一本の道沿いにずーっと妖怪達の銅像が立ってて、一番奥には「水木しげる館」、通り沿いの土産屋には、鬼太郎パンに鬼太郎ビールなどなど、手作りの鬼太郎グッズがいっぱい。ちょっぴりあやかってる感じの店もあるけど、なかなか面白い。それにしても“水木しげる”ってのはすごい人だ。あんな肩の力の抜けたような人に私もなりたい。どれぐらいすごいかというのは、自分で「水木しげる館」に行って確かめてね。

島根県●北条町/隆光寺●倉吉市/白壁土蔵群●大栄町/コナンロード●赤崎町●米子市/米子市立山陰歴史館●境港市/水木しげるロード・水木しげる館・夢みなと公園