ラム島美術館
ラム島
モンバサから北に飛行機で2時間飛んだところに、イスラム教の島「ラム島」という島があります。(北といっても赤道に近付くのでかなり暑い)島には基本的には車はなく(島の車など2台あるのみ)なんと、交通手段はロバ!行って納得、道と呼べるものは海岸沿いにあるだけで人々が生活してるところは細い路地が迷路のようにうじゃうじゃしてる。これじゃ車も通れない。で、ロバなんだけど歩くのが遅いので観光であちこち見るくらいなら自分で歩いたほうが早いし、楽。イスラム教なのであちこちからコーランが聞こえてきて雰囲気たっぷり。細い路地を歩けばブイブイ(黒いアラブ風の服)を着た女の人や、イスラムの帽子コフィアをかぶった男の人達とすれ違い、ケニアだってことを忘れてしまいそう。しかし、ポレポレ(ゆっくりゆっくり)ハクナマタータ(問題ないよ)精神は健在で、レストランでは食事をとるのに軽く2時間(料理を持ってくるのがいように遅い)、停電もしょっちゅう(ホテルはランプの宿に早変わり)、などなど日本にいる時とは時間の流れがかなり違う。最初はとまどってたんだけど、2日目にもなるとすっかり慣れちゃって「これが人間の本当のスピードなんじゃないの」って思っちゃうくらい。あと、私がラム島ですっごい気にいった事があって、それは星空を見ながらのごろ寝。ホテルの屋上にマットやクッションが置いてあって(ただ干しっぱなしなだけかもしれない)昼寝やよる寝ができる。ここにゴロッと横になって星空を見ればもうカンドーの嵐。地球一周の中で一番きれいだった。(もちろん今まで生きてきたなかでも一番)カラッとしたアフリカの気候と車もないラムの空気のきれいさのせいか、海のギリギリまで星がばっちり見えて、まるで半円の星空の中にすっぽり入っちゃったみたい。見てても見てても見飽きることがなく、よくそのまま寝ちゃってました。
空港から島まではボートで
ラム島の滑走路は土だったんだよ!
ラム島の彫刻
ここに寝っころがって星を見る
ホテルもアラブっぽい
まるで迷路のよう
屋上のソファで休憩
ホテルのバスルーム
高くて買えなかったので写真だけ撮ってきた
ロバはなし飼い
昼寝ねこ
イ割れた皿で壁を細工してあった。素敵
これでも免税店。ガムとか売ってた
島中、ロバだらけ