●小川温泉“ホテルおがわ” 
 1,000円 ●朝日町
 ◆ナトリウム塩化物・炭酸水素塩泉

 締めにうちの超近所の温泉に行ってみた。この“小川温泉”、地元民はなんだかかんだかでただで入ることができる。なんで、小さい頃から祖父の湯治についてきたりしてかなりの回数入ってる。が、今回今まで入ったことのないホテルの大浴場に初潜入。(いつもは湯治用のお風呂しか行かない) 正直思ったより良くてびっくりした。冬場は離れの露天は閉鎖してるものの、建物の横にあるこじんまりした露天(岩風呂)からは渓流が見え、大浴場の露天はドデカイ樽風呂、内風呂にある超浅い浴槽(水深15cmくらい)は横を流れる小川をぼーっと眺めるのにぴったり。天然洞窟露天風呂&女性専用大露天風呂が解禁になる春が楽しみなばかり。ちなみにお湯はさらさら透明湯、やや甘しょっぱい。なかなかいいお湯である。


●“本町温泉” 
 340円  ●和歌山市
 ◆含炭酸・重曹-食塩泉

 銭湯っぽいんだけど、奥が温泉。ヘンに立体的な造りでおもしろい。1階洗い場&浴槽、半階上がって温泉、さらに螺旋階段を上がったところにまた浴槽とサウナ。ここの温泉がなかなかインパクトのある茶色をしてて、飲んでみるとこれまた強烈に塩辛い。さんざん温泉を堪能し螺旋階段に座ってぼーっとしてると、地元のおばちゃんに“これ食べな”ってどでかいロックアイスもらった。“口に入んないしどうしよう”ってかじってみたら、これがけっこうかじれてうまい。(おばちゃんは袋ごとロックアイスを持ってきててみんなに配ってた) あと壁に“駐車禁止”って書いたサイレンが付いてたんだけど、あれはいったいなんの為にあるんだろう。警察がまわってきたら知られてくれるのかな???

●白浜温泉“牟婁(むろ)の湯” 
 300円  ●白浜町
 ◆重曹泉・食塩泉

 海のすぐ横に建つ共同湯。お湯は無色透明のさら湯で、しょっぱい。深い浴槽と浅めの浴槽があり、浅めの方は熱い(半身浴で充分)。浴槽の横のお湯が出てくるところにザルが置いてあった。あれでなんか茹でたりできるのかな?
●湯の峰温泉“つぼ湯” 
 260円  ●本宮町(熊野大社の近く)
 ◆含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩泉

 熊野大社本宮のすぐ近くにある温泉。河原に建ってるほったて小屋の中にある。まずは近くの共同浴場で受け付けし、自分の順番を待って入る。貸しきり制で、入口をおじちゃんがモニターで監視してる。いざ中に入ってみると、いきなりお湯と脱衣スペースが目に飛び込んできてびっくり(要は狭くて全てが一つのスペースに入ってる)。板の隙間から陽がさして明るいんだけど、外から見えないかとけっこうヒヤヒヤ。お湯はというと大人2人入ればいっぱいになりそうな広さながら、太陽の光りをうけて青白く輝き、いい湯加減ですこぶる気持ちいい。(やや硫黄くさいのもいい) 外の河原ではお湯をためてるところがあり、自分で好きに“ゆで卵”や“ゆでイモ”などを作ることができる。

●竜神温泉“竜神温泉元湯” 
 600円  ●龍神村
 ◆ナトリウム炭酸水素泉 

 日本三大美人湯のひとつである。日高川のすぐ横にあり、お風呂から川の流れそのものは見えないが、対岸の木々が見えていい感じ。お湯は無色透明、つるつるのまったりで柔らかく、ほんのり甘い。桧も白く、ぬるつかず、ちゃんと手入れされてる感じで気持ちよく入れる。(桧風呂はすべりやすいんだよね) 内湯はややぬるめ、露天は熱い。えんとつが見えたから沸かしてるのかも。美人湯と言われるだけあって、湯上がりはしっとり、まったり。これに毎日は入れたらどうなるんだろう。

●スオミの湯
 (オークランドシティ) 
 480円 ●津市
 ◆炭酸水素塩水 

 パチンコ屋などが入ってるレジャー施設の中の温泉。駐車場も広く、24時間営業なので(温泉は違うけど)車内泊も可。広めの空間にたくさんのお風呂で、ゆったりと入ることができる。お湯は無色、透明、無味、無臭のさら湯でやや熱め。露天は岩風呂、中の浴そうもつるつるの石造り。サウナは普通タイプと塩サウナの2種類、どちらもテレビあり(ちゃんと違うチャンネルがかかってる)。水風呂が広く、一部深めに作ってあり“ざぶん”と入れて気持ちいい。ここで始めて温泉に入ってる外人さんを見かけた、しかも2組。なんか思ったより普通な感じだった。もっと外人さんにも温泉を楽しんで欲しいなあ。

●やまとの湯 
 600円 (会員500円) ●津市 
 ◆ナトリウム・炭酸水素塩化物泉 

 すごい!お風呂がたくさんあって、中2階に浴槽、2階に露天と立体的な温泉。裸で階段を登り降りするのは、ちょっぴり恥ずかしいが慣れてしまえばけっこう面白い。多分露天のみが天然温泉で、普通湯、壁湯(壁にお湯が流れててそこに背中をつける)、うたせ湯、つぼ湯などと盛り沢山。お湯はまったり、ぬるっとして、ほっこりあったまる。今回の旅、ここでのみ友達といっしょに温泉に入る。

●“ほっこり温泉 神様の湯” 
 500円  ●高松市

 海の横の温泉。内湯からも露天からも海ゆく船を眺めながらお湯につかれる。透明さらさら湯で、ややしょっぱく目にしみる。やや熱めで、浴槽がどれもこれも深め(1mくらいある)。サウナも熱めでガマンして入ってたら目がまわった。

●一本松温泉“あけぼの荘” 
 400円  宿毛市

 本を見て250円かと思って行ったら400円でちょっとショック。湯は透明、無臭。さらっとしてて気持ちのいいお湯。露天がないのがさみしいが、サウナもあり充分楽しめる。天井から陽の光が差し込み、明るくて気持ちのいい、さわやかな温泉。
●道後温泉“道後温泉本館” 
 300円(神の湯階下)+210円(又新殿(ゆうしんでん)
観覧料)  松島市

 あの有名な建物の温泉。朝の6時オープンなので10分前に行ったら、入口の前にはすでに10人くらい待ってる人が(まだ薄暗いのに…) 。まずは入口で入浴券を購入。温泉のみの神の湯(階下)、温泉+浴衣・お茶・せんべい
の神の湯(2階)、さらにゴージャスな霊の湯
とけっこー複雑。私はお風呂のみのコースに、その昔皇族が入浴したという“又新殿”を見学をプラス。まずはその建物のレトロさにびっくり。脱衣室なんてまるで“千と千尋の神隠し”に出てくるお風呂そのものな感じ。すべてがウッディ&レトロ。浴室もきれいに直してはあるけど、まるで明治か大正に迷いこんだみたい。お湯は「アルカリ性単純温泉」で無味、無臭。透明だが離れてみるとやや青っぽい。そしてお風呂は人でいっぱい。洗い場は全て人でうまり順番待ち状態。浴槽もイモの子を洗うがごとく人、人、人。しばらくは人にもまれて入ってたんだけど、30分もするとうそのように人が引いていった。道後温泉本館は朝行っちゃいけなかったのね。(観光客が去ると普通の共同湯っぽく近所のおばちゃん達がのんびり入ってる) 
 続いてはヘンに豪華な“又新殿”を見学。皇族が入るってだけでここまでやらなきゃいけなかったことにびっくり。今じゃ考えられないよね〜。

●古湯温泉“温泉センター” 
 200円  

 コンビニで教えてもらった共同湯。2つある浴槽の一つはかなりぬるい。(そっちの方が大きい) 入ってると肌寒いくらいなのにみんなそっちに入ってる。ぬるい湯があるせいか赤ちゃんの姿もちらほらある。他の温泉じゃあんまり見かけないので新鮮な感じ。

●雲仙温泉“青雲荘” 
 600円  

 かけ流しの温泉。白い硫黄くさいお湯がさらさらしてて気持ちいい。のんびり青空を眺めて入る露天が気持ちいい。残念ながら雲仙の山々は見えず…。置いてあった炭シャンプーとトリートメント、しっとりしてかなりいい。

●あすぱる大崎 大崎町 300円
 久しぶりの大きい温泉。サウナ、ジャグシー、露天、いろいろある。ここはなぜかみんな運動してる。露天で体操、立ち風呂でジョギング、水風呂で腹筋!お湯は無色透明のさらさら湯。
●霧島温泉“さくらさくら温泉” 500円

 弟にすすめられて行った泥湯。お湯自体がどろどろなのかと心配したが、お湯は普通にさらさらしてて安心(泥色だが)。露天にある泥を体に塗り付け10分待ちお湯で洗い流す、すると体がつるつるしてる。おばちゃんも若い子もみんなつるつる。恐るべし泥パワー。女の子達が泥を体に塗り付け、ボーっと待ってる姿を見てモアイを思い出した。
●指宿温泉“砂むし会館 砂楽”
 
900円

 まず浴衣着替えて、海岸の砂蒸し場へ。3×6人くらいのワクが8コくらいあって、人が寝やすいように砂を掘ってある。横になるとザクサクと砂をかけられ、あっという間に砂人形の出来上がり。熱さと砂の重みで心臓がバクバクいってきて、そのうち汗も吹出してきくる。出る時間は一応15分くらいということで、自己判断。砂から出ると思ったより汗をかいててびっくり。砂を流した後は、建物の中でゆっくりとお湯を楽しめます。 
●屋久島 尾之間温泉
 
200円

 地元住民と観光客で、せまいお風呂は人でいっぱい。浴槽はかなり深めで、底が男湯とつながってる。観光客が去った後は地元住民がのんびり会話をしながらお湯につかってた。 

●別府“浜田温泉”100円

 初の脱衣室と浴室が一体化タイプ。お風呂に入りながら、自分の荷物が見える。いかにも町の共同湯って感じで、私以外はみんな知り合い同士。知らない私にも気軽に声をかけてくれる。
●湯布院“乙丸温泉館”100円

 入口にお金を入れる箱がある、無人タイプの共同浴場。シャワーなし。大分はこういう感じの共同浴場がたくさんあって、貧乏な旅人にはかなり助かる。

●長門湯元温泉
“恩湯(おんとう)” 
 140円 ●長門市 

 共同浴場は恩湯と礼湯の2つがあり、私は最近リニューアルしたという礼湯に向かったんだけど、たまたまその時撮影してて入れず恩湯に入りました。でもこっちの方が味があってよかったかも。なんだか分かんないけど壁に銅像みたいなのがあって、ワンカップの容器で水をあげてあったのが印象的。

●いちじく温泉 
 400円 ●多伎町 

 ネーミングに引かれて行ってしまいました。多伎町の特産品がいちじくで、中にいちじく成分のお湯もあります。海洋深層水みたいにしょっぱい味で、さらさら湯。露天の浴槽に置いてある石が座りやすくて、ゆっくり休めます。

●七釜温泉 
 200円  ●浜坂町 

 レトロな共同湯。シャワーもないような昭和な感じの温泉だけど、清潔感があり好感が持てます。おまけに茶室の入口みたいな小さなドアの向こうには、どでかい大釜(推定直径1,5m)の露天風呂があって、伍衛門風呂気分を楽しめます。(ややみどりっぽいお湯、無臭、熱め)

●白骨温泉“泡の湯” 
 800円 ●安曇村 

 大きいお風呂と小さいお風呂とがあります。大きい方に入りたかったら、昼の1時30分までに行きましょう。(私はギリギリ間に合わなかった)名前の通り真っ白なお湯。最初ぬるいかなって思ってたんだけど、しばらくすると、じんわりあったまってきていい感じ。湯上がりしっとり、美人の湯です。

●コロナの湯 550円 ●安城市

 久々にめくりあったお勧め温泉。でっかい公共温泉で、いろんなお風呂が楽しめる。私が一番気に入ったのが“寝湯”。地面(って言ってもなんか貼ってあるよ)にお湯がちょろちょろ流れてて、その上でごろんと寝てしまう。(露天である) これがかなり気持ちいい。究極の半身浴って感じ。サウナもすごくて、床にまでフカフカのタオルが敷きつめられてて、ここでもごろんと寝っころがることができる。いいです。

●登別温泉“湯元さぎり湯”
 390円

 どでかい登別温泉で唯一の共同浴場。硫黄泉と明ばん泉、2種類の温泉を楽しむことができます。どっちも乳白濁色の硫黄臭。硫黄泉の方がやや10円玉っぽい臭い、明ばん泉はぴりぴり系。それほど込んでなくてゆっくり入れます。(すっごい安く宿泊もできるみたい)

●静内温泉  400円

 苫小牧とえりも岬の中間くらいにある温泉。色が特徴的で、赤ワインを溶かして10円玉っぽくした感じの深いきれいな色。やわらかくて無臭。ほんのりあまじょっぱい。サウナにリモコンがついてたのが嬉しかった。露天がないのが残念。

●熊の湯  無料

 羅臼の町近くにある無料の露天風呂。ちゃんと男女別になってて、ちいさいながらも快適に入ることができる。地元民に愛されてるいい温泉である。

●カムイワッカの湯  無料

 知床半島にある全国的に有名な秘湯。車を降りて、川を20分程登ったところにある。滝つぼがそのまま温泉になってて滝つぼ部分はもちろん足がとどかない。私が入ったところは超ぬるめ。さらに岩を登っていけばあったかい温泉に入れるらしいが、落ちて救急車に乗る人もいるらしい。(かなり危険) 無色、透明で味はすっぱめ。

●川湯温泉“共同浴場”  200円

 いったいいつの建物!?浴場の壁は板で、タイルははがれてるしシャワーもない。(が、なんか清潔感ある) 時間がゆっくり流れてる感じの温泉。(映画か宮崎駿の世界)消毒作用のあるとかいうお湯は無色透明無臭、飲んでみるとすっぱくってしびれた。やわらかい日ざしの入る昼間に行くことをおすすめする。

●浅虫温泉“海扇閣” 
 1,000円(クーポンにより無料) 

 最上階に温泉があって、青森湾を眺めながらゆったりお風呂に入ることができます。正面の湯の島、行き交うフェリーや漁船。昼間入るとあんまり見渡しが良くて、向こうから見えてそうなくらいです。(見えてないと思うけど) (透明さらさら湯)

●乳頭温泉峡“鶴の湯温泉”
 400円

 乳頭温泉峡にはいくつかの源泉があってその中でも一番白い“鶴の湯温泉”ホントに白い。20cmも潜らせれば見えなくなる。石をひいた床底からプクプクお湯が湧いてきててますますいい感じである。
●碇ヶ関温泉“津軽関の庄”
 200円(クーポンにより無料)

 あんまり有名じゃないけど、なかなかいいお湯。すっごい茶色くって、かなりのぬるつき。が、すっごいあったまって浴槽の横で休んでるとすごい汗が出てくる。地元民の温泉でおばちゃん達の秋田弁も楽しめる。

●銀山温泉“共同浴場” 
 温泉の日で無料 

 大正ロマンあふれる銀山温泉で気軽!?に入れる共同浴場。かなりぬるっとしたお湯で湯上がりは化粧水なんかをつけなくてもずーっとお肌しっとり、美人の湯です。

●虹の湯 
 600円 ●北葛城郡上牧町上牧3237

 温泉好きな人が良く分かって作ったんだろうなって、入ってて気持ちのいいお風呂。いろんなお風呂があるのももちろんの事、ちゃんと小物置き場があったり、座って休むスペースがあったり、何かとゆっくりくつろげる。ここで釜風呂っていうのを初体験したんだけどこれなかな楽しくていい。スタジアムサウナっていうのがあって、どこに座ってもTVが見える。一番気に入った“ひのき風呂”に入ってとなりのおばちゃん達の奈良ことばを聞いてると、ゆったりいい気分倍増!(透明湯)

●スーパー銭湯 佐野やすらぎの湯
 390円 ●佐野市小中町215

 いや〜今どきのスーパー銭湯ってすごいのね!もちろん温泉、お風呂はいっぱい、露天風呂はもちろんサウナもある。で、この値段。ありがたい限り…。(透明湯)

●喜多の郷“蔵の湯” 
 300円(夕方の5時以降) 
 喜多方市松山町鳥見山字三町歩5598-1

 道の駅に隣接した公共温泉。なんと300円!安い。どでかい浴槽に広い洗い場、露天もあるし、小さいながらもサウナあり。これまたどでかい休憩所もあって、湯上がりもゆっくりくつろげる。(透明湯)