※旅日記は新しい日付け順にならんでいます。
12月19日(金)のきもちはこちら

12月18日(木)
朝日町
これは復元模型。これとは別に当時の1/2サイズのものが、橋の半分(真ん中まで)どーんと復元されている。(館内展示)錦帯橋みたいに今でも川にかかってるといいんだけどなあ…。

こんな近くに日本三奇橋 こりゃびっくり 宇奈月愛本はね橋

うちから車で10分たらずのところにある“愛本橋”は“日本三奇橋”のひとつだった!(他の2つは“山口の錦帯橋”“山梨の猿橋”)すげー!(ちなみに橋は洪水で流されて、今は鉄のガッチリしたのが建っている) ガイドブックから仕入れた情報を元に当時の橋が復元されてる“歴史民族資料館”へ。ここに行ってうちの近くにこんなに面白い資料館があったのか!とまたびっくり。“愛本はね橋”の復元品もさることながら、宇奈月温泉の歴史、黒部の山々を魅力たっぷりに伝えている。さらに驚いたことに、ここ愛本の“お光(女の子)伝説”を題材にした浮世絵をゴッホが模写してるのである。ほんとにびっくり。ゴッホにまで伝わるとは、うちの近所もなかなかやるもんじゃない!

富山県●黒部市/大島海岸・黒部市吉田科学館●宇奈月町/宇奈月ビール館・宇奈月温泉・うなづき遊学館(歴史民族資料館) ●朝日町/小川温泉(ホテルおがわ)
12月17日(水)
滑川市
中央部にあるのが立山連邦。富山平野のほとんどのところから、この雄大な風景が望まれる。(写真ではよく分からないけど、山が左右にダダーンと広がっている)

こんなに美しいとは!! その雄大さに気付く 雪の立山連峰

今まで当たり前のように見ていた“立山連峰”。いろんな美しい風景を見てきて改めて、その美しさに感動!雪をかぶったその姿は、まるで迫ってくるかのように存在感バリバリ。陽があたって紅く染まる様は“立山信仰”も納得の神々しさ。すごい!!あと岩瀬で名物おじちゃん発見。“森家”のおじちゃんなんだけど、見学に行くとずーっとついて案内してくれる。ものすごい博学で分かりやすく“北前船”と“森一族”について説明してくれるんだけど、おもしろい!!是非おじちゃんに会いに行って〜。

富山県●富山市/広貫堂資料館・一楽・越中反魂丹・アナザホリデー・北前船回船問屋森家
 
12月16日(火)
富山市
志功が人生で初めてもった“自分の家”トイレの壁にまでイキイキとした観音さまの絵が描かれています。(いい!)

志功の願い 富山にもあるぞ(うれしー) 福光“愛染苑”

私の三大アーティストの1人、棟方志功(ちなみに残りの2人は“ピカソ”と“大西重成さん”)が戦時中富山に疎開してたおかげで、ここ富山でも本物の志功の作品に出会うことができます。志功の作品名には“〜柵”っていうのがよくついてるんだけど、この柵っていうのはお遍路でいう“納札(自分が来たという事を示すものでお寺に納める)”のようなもので、自分の念願することを作品に込めてあちこちに置いてきてるんだそうだ。お遍路まわった者にとっては涙が出そう。そうだったのか。あの静かでエネルギッシュな作品はそんなつもりで作られてたのか。志功はどんな願いを込めて作品を作ってたのか分からないけど、志功の作品、特に観音様は見てると手を合わせたくなる。こんな作品たちが地元にあるのかと思うとホントにうれしいぞ。

富山県●福野町/安居寺●福光町/棟方志功記念館 愛染苑●富山市/白えび屋
12月15日(月)
新湊市
きときと寿司の“きときと”って富山弁で“新鮮な”っていう意味だよ。ここうまいんだ。(私は黒部店がおすすめ!)

ひとりで回転寿司 私も大人になったもんだなあ きときと寿司氷見本店

富山といえば“ぶり”、“ぶり”といえば氷見、しかもこの時期は“寒ぶり”ときたもんだ〜!ってことで、お気に入りの「きときと寿司」に“寒ぶり”食べに行ってきました。やっぱうまい!回転寿司でこのうまさだもんね〜。これだけ食べに富山に来てもいいんじゃないの。氷見からは富山湾ごしに立山連邦も望めるしね。みなさん待ってますよ。

富山県●砺波市/フラワーランドとなみ●氷見市/きときと寿司氷見本店●高岡市●富山市/しちりん
 
12月14日()
砺波市
馬ってお利口だよな〜。

ぽこぽこぽこ まわる馬の足にこっちも“くらんくらん” 金沢内灘

友達に電話したら今日は乗馬の日だというので(趣味で乗ってる)、内灘にある乗馬クラブに見学に行ってきました。ハイソなその風景を眺めていると、だんだん馬の歩みが気になって、ポコポコ歩くその足をぼーっと見てると急激にねむくなってきた。気付けば“くらんくらん”、“あ〜今だったら絶対催眠術かかる”ってな感じ。きけん〜。それにしても馬の顔ってでかいな。(目もでかい)

福井県●武生市●鯖江市●福井市
石川県●加賀市●金沢市/金沢クレイン乗馬クラブ 
 
12月13日(土)
河野村
ちえちゃんちの“そらくん”。炭食べて口のまわり黒くなってる…。うまい?

またまた“ちえちゃんち” 今回の旅3度目だよ 滋賀大津 

かなりお世話になってる大津在住の“ちえちゃん夫婦”。ちょっとでもお礼がしたく、“だらだらWEB”でだんなさんの“南風中心 (藍染めの店)”を紹介させてもらおうと大津に寄ってきました。旅の最初の目的地はずばりここ。途中にも来て、今また来て…。今回の旅かなり2人に世話になったなあ。 知らなかった米さん(だんなさん)とは新しく知り合えて、知ってたちえちゃんとはさらに親しくなれた気がする。(旅に出てよかったとしみじみ思う) お2人さん、いつもいつもありがとうね、ずーっとお幸せに。
※ちなみに2人は11月22日に式を挙げたばかりの新婚さん。
南風中心の紹介ページは近々アップします。

滋賀県●大津市/大津米プラザ・天下一品
 
12月12日(金)
大津市
刀も手裏剣も本物の忍者ショー。迫力満点でけっこうドキドキ。

忍者も人の子 大変な仕事だよな 伊賀にて思う

伊賀って三重にあるの知ってた〜?ちなみに甲賀も伊賀のすぐそこなんだよ(車で30分くらい?甲賀は滋賀にある)。伊賀は忍者発祥の地で、敵対してるイメージの伊賀と甲賀も実は仲間どうし、同じ流れの忍者なんだって。忍者って普段は農作業とかして身を隠してて、いざ仕事となると危険でハードな例のヤツをやってたそうだ。農作業中に持ってるカマで戦ったり。匂いでバレないように食べ物に気をつかったり、よく洗濯したりお風呂に入ったりしてたんだって。意外〜。

三重県●伊賀町●上野市/芭蕉翁生家・伊賀上野城・伊賀流忍者博物館
12月11日(木)
亀山市
関宿の店先にて。“ばったり”とよばれる折り畳み式のベンチがある。

寒い寒い寒い〜 雨がぱらつく 工事中の関宿

最近寒いな〜。紀伊半島はあったかかったな〜。なのに鈴鹿から山に入るとさらに温度が下がった。寒い〜。雨まで降ってきてさむいさむい。できる限りの厚着をして関宿(東海道)に出かけてみたら、メインの通りを工事しててかなり寒い雰囲気。老舗っぽい“志ら玉”っていう和菓子屋のおばちゃんが「夏からずっとやってるのよ、かなわんわまったく。観光客も寄りつかへんし、うちは1個から買えるのよ、でもみんなもうお腹いっぱいだからいらないって…」と食べてる私の横でボヤいてた。みなさん関宿に行った際には“志ら玉”食べてあげてください。それにしてもさむっ。

愛知県●名古屋市
三重県●桑名市●四日市市●鈴鹿市●亀山市/関宿・志ら玉
 
12月10日(水)
春日井市
四日市名物“大入道”グッズ。なんだ〜?

なつかしい顔に 名古屋で再会 10年ぶり?

名古屋に引越してった友達に10年ぶりくらいに会いました。お互い10年分歳をとってるはずなんだけど、あんま変わってない〜。人間そうそう変わるもんじゃないね。でも向こうはもう子供もいて、ちゃんと家庭もって、奥さんしてる。私とは大違い…。短い時間だったけど楽しかったね。ね、えみちゃん。また遊ぼうね。夜は以前働いてた会社の名古屋支店の人達と、手羽先で一杯。久しぶりに会社の雰囲気に触れられてこれまた楽しかった〜。これからもよろしくお願いしますね、みなさん。また飲みに連れってください。

三重県●鈴鹿市●四日市市/じばさん三重●桑名市
愛知県●名古屋市●春日井市/美濃路
 
12月9日(火)
津市
分かりにくいが、写真左中央に“夫婦岩(男岩と女岩が縄でつながってる)がある”。ここに写ってる人の倍くらいいて、みんな片手にカメラ持ってる。

三脚付カメラ持って大集合 “なんなの!?”みんなこんなに夫婦岩が好きなの?

伊勢参りも済ませ二見浦に“夫婦岩”を見に行ったのが夕方の5時近く。駐車場に車いっぱい停まってるなって思ってたら“夫婦岩”にはカメラ持った人がわんさか。「な、なんだ〜」今日はなんかあるのか!?どうやら“夫婦岩”に沈む夕陽を撮影に来てるらしい。けど、この人の多さっていったい!?そんなに天気もいいわけじゃないし、いつもこうなのか?確かに有名な風景ではあるけど…、人の事言えないけどみんな暇だな〜。

三重県●伊勢市/伊勢神宮内宮・おはらい町・赤福本店・おかげ横町・山口屋・伊勢神宮外宮●二見町/二見興玉神社(夫婦岩)●津市
 
12月8日(月)
浜島町
熊野町の道の駅にて。奥に見えるが“熊野の森”手前に見えるが“銘菓紀州杉を売ってる和菓子屋の車”

伊勢を目指し ひたすら走る42号線 うつくしー!

三重の南の町“紀宝町”から伊勢を目指し北上。この42号線沿いの風景が素晴らしく美しい!!!海は青く輝き、リアス式に入り組んだ海岸は見てて飽きることがないし、山に入れば“熊野”のしっとりした森が待っている。道沿いに流れる川の水はめちゃめちゃ澄んでて、底がそのまんま見えるくらい。(私的には四万十川よりいい) 紀伊半島美しいな〜。なんでも“熊野”は来年あたり“世界遺産”に登録されるらしい。それも納得の美しさだよなあ。

三重県●紀宝町/ウミガメ公園●熊野市●紀伊長島町●南島町●南勢町
12月7日()
紀宝町
雨、雨とおどされながらのこの天気。どーよ。

杉の香りの中 新しい出会いあり 歩いてよかった“熊野古道”

ずーっと昔から歩かれてきた“熊野古道”。本宮大社に一番近い(祓戸は近すぎるので抜かします) 伏拝王子で片道3km、徒歩1時間。“どうしようかな〜”って思ったんだけど、ここはやっぱり歩かねば!と奮起していざ出発。いやこれが想像以上にいい。マイナスイオンたっぷりの森の中を歩いていると、不思議に体の中がきれいになっていく感じ。木漏れ陽もいいし、枯れ葉を踏むふわふわした感触もいい。(石のところもあるよ)
往路は誰にも会わなかったんだけど、復路は何組かにすれ違う。その中にこの前行った“紀州備長炭公園”を設計した人がいた。(おおー) 話してみるとこれまたすごいいい人で、魅力的な瞳でHPを持ってるなどと話してくれる。ホント歩いてよかった〜。

和歌山県●本宮町/湯の峰温泉(つぼ湯)・伏拝王子・祓戸王子・熊野本宮大社●新宮市/熊野速水大社
12月6日(土)
那智勝浦町
これぞ那智!“青岸渡寺の三重塔”と“那智の滝”

おお〜晴れた! 光りさす 神秘的な那智の滝

朝から降ったりやんだりのぐずついた天気。“那智も雨だろうな”って思ってたら晴れた!しかも雨あがりでキラキラしてる。山の緑に朱塗りの建物、激しく落ちる“那智の滝”がはえて美しい〜!那智では“熊野那智大社(神社)”“青岸渡寺(寺)”“那智の滝(聖地)”が同じ高さにあるらしく、格も同等なんだって。あの滝と同じ高さにいるってのが不思議!?

和歌山県●古座川町/古座川峡●串元町/潮岬・橋杭岩・儀平●那智勝浦町/めはり寿司二代目・熊野那智大社・青岸渡寺・那智の滝

12月5日(金)
すさみ町
下に細菌がある。顕微鏡をのぞいてみると、ちいさいエノキの頭みたいなのに(茶色) 細かい金粉がたくさんついているように見えた。菌って美しい…。

細菌の美しさに目覚める 南紀白浜 南方熊楠記念館

以前からなんとなく気になってた“南方熊楠”、彼の記念館が南紀白浜にあったので行ってきました。彼は菌類の研究で有名になった人なんだけど、小さい頃は神童ぶりを和歌山で発揮し、20才からはアメリカ、イギリスと渡り歩いて細菌の魅力に取り込まれていきます。その細菌の魅力、ここに来るとなんとなく分かる。顕微鏡の向こうにあるその世界の美しいこと!自分達の身の周りにある、なんでもないって思ってたものがこんなに美しいなんて。とりあえずルーペ欲しくなった。紐付きのでも買って森に入ってみたいなあ…。

和歌山県●白浜町/白浜温泉(むろの湯)・鎌倉商店・千畳敷・三段壁・南方熊楠記念館
 
12月4日(木)
田辺市
突然現れる“おやこがえる”

かえる橋 “うーん確かに親子だ”和歌山“印南”

ガイドブックに写真がでてなくて、どんな“親子”か気になって見に行ったら、いきなりこんなんが“どーん”と現れた。“すげー、よくこんなん作ったな”。確かに“かえる”で確かに“親子”だよ。えらい、立派だよ印南町!近くにこんな橋があるとなんかうれしいだろうな。うらやましいぞ、印南町。

和歌山県●印南町/かえる橋●南部町/紀州梅干館●田辺市/天神崎・高山寺(南方熊楠の墓)・奇絶峡・紀州備長炭発見館
 
12月3日(水)
吉備町
有田みかんは「ありた」じゃないよ「ありだ」だよ。知ってた?

有田にて 手をとめ食べる みかんの美味しいこと! 

半日だけ“みかん狩り体験”させてもらうはずが、気付けばご飯食べてお風呂まで入れてもらってた。生駒ファミリー、本当にありがとうございます。四国から気になってたみかん畑に、今日始めて潜入。そこは私にとってはパラダイスだった。青い空、黄色いみかん(食べればめちゃうまい!)、きれいなキジ、やさしいお母さん。のどかだな〜。みかん狩りも楽しいし(毎日だと大変だろうな)、お弁当もうまい。あっという間の有田の一日。和歌山っていいなあ。

和歌山県●生駒星子農園

12月2日(火)
湯浅町
醤油ルーツの町の老舗しょうゆ屋「角長」。あたりは醤油のいいにおいがただよってる。

なんと味噌と醤油のルーツは 和歌山にあり たまらない香りの湯浅まち

醤油といえば野田かと思ってたよ。和歌山なんてびっくり!なんでも湯浅町にある“興国寺”の“覚心(1207〜89)”が宗から“径山寺みそ”の製法を持ち帰り、このみそ造りの途中に出る“茶色の汁”っていうのが醤油の原形なんだそうだ。和歌山ってのも驚きだけど、醤油って13世紀に出来たんだね。思ったより新しい。そしてこの“覚心”ってその時に尺八も伝えたんだって、尺八っててっきり日本オリジナルかと思ってたんだけど…、そうだったんだね〜。

和歌山県●由良町/白崎海岸・白崎海洋公園・興国寺●湯浅町/角長・大田久助吟製・恵比須丸
 
12月1日(月)
由良町
竜神温泉へんの“日高川”。もう少し下にいくとかなりゆったり流れてる。

その流れ 龍のごとし 竜神温泉“日高川”

日本三大美人の湯に入るべく、うねうねの山道を通って竜神村まで行ってきました。道沿いには悠々と流れる“日高川”。青く 神秘的な美しさをもつそのうねりは川そのものが龍のよう。場所によっては白濁してたりして、不思議な魅力をかもしだしてる。この龍神村の今いちばんの大プッシュは“ねずてん”。“となりのトトロ”の美術監督が絵を描いている絵本で、竜神村の美しい自然がファンタジックに描かれています。不思議に心あったまる絵本なんで、本屋や図書館で見かけたらちょっと手にとってみてください。龍神村の美しい自然に出会えることうけあいです。

和歌山県●龍神村/竜神温泉元湯●南部川村/南部川うめ振興館●由良町/白崎海岸・白崎海洋公園